ライド用のモンスターを何にするか考えた際に、攻撃力を上げたいと感じることが多いと思います。
そこで気になるのが「ダメージ+X%」というスキルと「チェイン倍率+Y」というスキルのどっちが良いかという点です。
ダメージ+X%がこれ↓
チェイン倍率+Yがこれ↓
どちらも最終的にダメージが上がることに間違いはないのですが、どちらの方が威力が高いのかはパッとわかりませんね。
この点について書いていこうと思います。
ダメージ計算式を元に考える
「ダメージ+X%」と「チェイン倍率+Y」のどちらがダメージが大きくなるかを調べるためには、まずダメージ計算式を知る必要がありました。
それを調べたのが属性とダメージ計算式についてです。ここの計算式を元に考えていきますが、ダメージ計算式については分からなくても結論だけ分かるように書きますので、無理に見なくても大丈夫です。
結論:チェイン数が増えるほど「ダメージ+X%」が有利
「ダメージ+X%」は常に一定の割合でダメージが増加しますが、「チェイン倍率+Y」の方は繋いだ分のチェイン数が多ければ多いほど影響力が弱くなります。
下の表を見るとそれが分かります。
チェイン | 倍率 | 倍率+1.0 | 増加量 |
---|---|---|---|
2 | 0.2 | 1.2 | 500% |
3 | 0.4 | 1.4 | 250% |
4 | 0.8 | 1.8 | 125% |
5 | 1.4 | 2.4 | 71% |
6 | 1.6 | 2.6 | 63% |
7 | 1.8 | 2.8 | 56% |
8 | 2 | 3 | 50% |
9 | 2.2 | 3.2 | 45% |
10 | 2.4 | 3.4 | 42% |
11 | 2.6 | 3.6 | 38% |
12 | 2.8 | 3.8 | 36% |
13 | 3 | 4 | 33% |
14 | 3.2 | 4.2 | 31% |
15 | 3.4 | 4.4 | 29% |
16 | 3.6 | 4.6 | 28% |
17 | 3.8 | 4.8 | 26% |
18 | 4 | 5 | 25% |
19 | 4.2 | 5.2 | 24% |
20 | 4.4 | 5.4 | 23% |
例えば5チェイン繋いだ場合、チェイン倍率+1.0をすると倍率が1.4から2.4となるので、それによる増加量は71%となります。
しかし、繋ぐチェイン数が増えれば増えるほど倍率の増加量は減っていき、15チェインの段階で30%を切ってしまいます。
したがって、高チェインを安定して出せるなら「ダメージ+X%」の方がダメージを多く与えられます。
逆に、あまりチェインを繋ぐのが得意でなかったり高倍率の「ダメージ+X%」を持っていなかったりするのであれば「チェイン倍率+Y」の方が良いでしょう。
手持ちのモンスターのスキルの倍率を見比べてみて、自分がいつもどのくらいのチェイン数で戦えているのかを考えてみると答えが出せると思います。
(追記)
毎回わざと5チェイン(かもう少しくらい)で区切って攻撃をすることで「チェイン倍率+Y」を活かす方法もありました。
これはこれで良い作戦かもしれません。
注意点
上の表はチェイン倍率+1.0で計算しています。チェイン倍率+0.7のようなスキルを持ったモンスターの場合には当然結果が異なりますので気をつけてください。
また、両スキルは発動条件が異なっていることがほとんどだと思います。発動条件も踏まえた上でどちらのスキルを選ぶか判断してください。
私は「ダメージ+X%」の方が好き
これは余談ですが、私は「ダメージ+X%」のスキルの方が好きです。
特に「[何でも×5]ダメージ+X%」というタイプの、繋ぐコボックルの属性を問わないスキルが好きです。
サポートドラグーンがこのスキルを持っていると、どんなデッキであっても連れて行きやすいので助かります。
いずれは多いチェイン数を簡単に出せるようになっていく必要があると思っていますので、それを踏まえての好みです。
また、スマッシュタイムではこちらの方が圧倒的に有利でしょう。
とはいえ10チェインくらいまでは「チェイン倍率+Y」の方が有利な場合も多いですので、実際に試しながら検討してみるのが一番だと思います。